FREQUENTLY ASKED QUESTIONS

よくある質問

再生医療、幹細胞、PRP、NK細胞、培養上清液、受診の流れ、細胞培養、品質検査、リスク、相談前の準備について、よくある質問にお答えします。

Q01東京セルグループは病院ですか?

東京セルグループは単独の病院ではなく、細胞研究・製造、細胞培養加工、臨床医療、海外事業で構成される連携体制です。東京セル医科学株式会社が研究・製造、東京セル医学科学培養センターが培養加工、医療法人京華会が患者評価と臨床医療、Tokyo Cell Group株式会社が海外事業を担当します。

Q02医療法人京華会は何を担当していますか?

医療法人京華会は、患者さまの評価、治療説明、インフォームド・コンセント、臨床実施、フォローアップを担当します。診断、治療選択、リスク判断に関する事項は、京華会の医師が説明します。

Q03再生医療が自分に適しているかは、誰が判断しますか?

医療法人京華会の医師が判断します。診断、病歴、検査結果、過去の治療、服薬、アレルギー歴、身体状況を踏まえて計画の条件に合うかを確認し、治療方法、リスク、費用、フォローアップについて説明します。

Q04再生医療とは何ですか?

再生医療は、細胞、組織、血液由来成分などを利用し、損傷した組織や生理機能の修復を支える医療分野です。使用材料、作製方法、投与方法、リスクはプログラムごとに異なり、すべての疾患に共通する一つの治療法ではありません。

Q05東京セルグループでは、どのような医療分野を相談できますか?

変形性関節症、糖尿病および関連症状の改善、慢性疼痛、真皮線維芽細胞・PRPによる皮膚再生、PRP育毛、NK細胞によるがん免疫などをご相談いただけます。適応は医師が個別に判断します。

Q06CPCとは何ですか?

CPCは細胞培養加工施設です。東京都中央区晴海の東京セル医学科学培養センターでは、特定細胞加工物の培養加工、品質検査、保管、輸送を行っています。施設番号はFA3250002です。

Q07東京セルグループの細胞はどこで培養されますか?

対象となる自家細胞は、グループの東京セル医学科学培養センターで培養加工できます。施設は東京セル医科学株式会社が運営しています。使用施設、培養期間、輸送方法は治療前に説明します。

Q08細胞培養にはどのような工程がありますか?

一般に、検体受領と本人確認、細胞分離・培養、工程観察、品質検査、出荷判定、保管、輸送があります。MSC、NK細胞、真皮線維芽細胞では処理方法が異なり、期間もプログラムや培養状況によって変わります。

Q09出荷前にはどのような検査を行いますか?

対象となる出荷細胞について、無菌、マイコプラズマ、エンドトキシン検査を行います。MSCでは細胞数、生存率、表面マーカー、分化能、NK細胞では細胞数、純度、成熟度、活性化状態なども評価します。個別の結果はロットごとの培養・品質検査証明で確認します。

Q10培養されている細胞が自分のものだと、どのように確認しますか?

検体受領時に依頼情報、患者識別情報、検体種別、採取時刻、輸送状態を確認して個人ロットを作成します。その後も分離、培養、凍結、検査、出荷の各工程で確認し、検体、記録、検査結果、出荷細胞を対応させます。

Q11間葉系幹細胞(MSC)とは何ですか?

MSCは自己複製能と多分化能を持つ細胞で、成長因子やサイトカインを分泌し、免疫調節や組織修復に関わる過程への作用が研究されています。東京セルグループでは、自家脂肪組織由来MSCの培養、検査、関連技術研究に取り組んでいます。

Q12なぜ自家脂肪由来MSCを選ぶのですか?

脂肪組織は比較的採取しやすく、豊富な細胞源を得られる場合があります。患者さまご本人の細胞を用いることで、他家細胞に伴う免疫拒絶への懸念も抑えられます。

Q13幹細胞の「ホーミング」とは何ですか?

ホーミングとは、細胞が損傷部位や炎症部位からのシグナルを感知し、その領域へ移動する過程です。CXCR4などの分子は、この移動に関連する能力の研究に用いられます。

Q14Super MSCは通常のMSCと何が違いますか?

Super MSCは、自家脂肪由来MSCに低酸素および炎症性サイトカインによる前処理を行う培養技術です。CXCR4、CD54、VEGF、HGF、TGF-β1などを用いて、前処理による細胞特性の変化を評価します。

Q15幹細胞の数が多いほど、必ず治療効果も高くなりますか?

必ずしもそうではありません。細胞数は品質評価の一項目であり、生存率、純度、表面マーカー、機能特性、安全性検査、投与方法、患者さまの状態を総合的に判断する必要があります。使用量は医師が計画と個別状況に基づいて説明します。

Q16自家幹細胞が腫瘍を引き起こすことはありますか?

細胞を用いる医療について「リスクがまったくない」と断言することはできません。医師が細胞の由来、培養工程、腫瘍既往歴、現在の身体状況を評価し、既知のリスク、除外条件、フォローアップを説明します。活動性腫瘍や関連既往がある場合は必ずお知らせください。

Q17PRPとは何ですか? 幹細胞治療とはどう違いますか?

PRPは患者さまご本人の血液から分離・作製する多血小板血漿で、MSCとは異なるものです。由来、作製方法、治療部位、対象領域が異なるため、診断と計画条件に基づいて医師が選択します。

Q18どのような脱毛についてPRP育毛を相談できますか?

男性型脱毛症、円形脱毛症、毛髪状態の改善などが対象となります。脱毛には薬剤、内分泌、免疫などが関係する場合もあるため、種類、頭皮状態、期間、治療歴、服薬を確認して適応を判断します。

Q19NK細胞とは何ですか?

NK細胞は自然免疫系の一部で、一部の異常細胞を認識して攻撃する能力を持つ細胞です。通常は患者さまの末梢血から細胞を採取し、体外で培養・活性化した後に投与します。

Q20NK細胞の品質を細胞数だけで判断できないのはなぜですか?

培養後の細胞構成や状態は、個人差や培養条件の影響を受けるためです。細胞数に加え、フローサイトメトリーで純度、成熟度、活性化状態を評価し、無菌、マイコプラズマ、エンドトキシン検査と合わせて出荷を判断します。

Q21一度の採血で複数回のNK細胞投与ができますか?

一度の末梢血採取で得た細胞と実際の培養結果に応じて、複数回投与分を作製できる場合があります。作製可能な回数や一回当たりの細胞数には個人差があり、培養結果と医師の計画に基づきます。

Q22iSTEMとは何ですか?

iSTEMは東京セルグループが開発した細胞培養上清液シリーズで、歯髄由来と脂肪由来の製品があります。無血清培養と多段階ろ過を採用し、無菌、マイコプラズマ、エンドトキシンおよびサイトカイン品質を検査します。

Q23年齢が高いと、自分の細胞は必ず培養できませんか?

年齢だけで判断することはできません。基礎疾患、服薬、感染状況、血液データ、検体状態も採取、培養、治療計画に影響します。適応は医師が判断し、細胞が基準を満たすかは実際の培養・検査結果で確認します。

Q24治療にはどのくらい時間がかかり、痛みはありますか?

所要時間と不快感はプログラムによって異なります。MSCと真皮線維芽細胞では組織採取と体外培養、NK細胞では採血と培養、PRPでは通常採血後の調製が必要です。採取や注射で痛み、腫れ、内出血が生じる場合があり、事前に麻酔方法、所要時間、術後の注意点を説明します。

Q25治療後、どのくらいで変化が見られますか?

すべての方に共通する期間はありません。疾患、経過、投与方法、過去の治療、個人の反応によって異なります。医師の指示に従って検査とフォローアップを受け、一定の「効果発現時期」を治療保証と捉えないでください。

Q26再生医療には副作用がまったくありませんか?

いいえ。組織採取、採血、注射、静脈投与、細胞または血液成分そのものに伴う有害反応や合併症の可能性があります。リスクはプログラムごとに異なり、治療前に医師が説明します。治療後に異常があれば実施医療機関へご連絡ください。

Q27がん患者であれば誰でもNK細胞治療を受けられますか?

いいえ。適応はがん種、病期、血液データ、感染状況、臓器機能、服薬、治療歴によって異なります。NK細胞治療は手術、放射線、化学療法、分子標的治療、免疫チェックポイント阻害薬などの標準治療に代わるものではなく、医師の総合判断が必要です。

Q28再生医療に公的医療保険は使えますか?

関連プログラムは通常、自由診療であり、費用は原則として患者さまの自己負担です。費用はプログラム、回数、検査、培養、保管方法によって異なるため、治療を決める前に総額の内訳をご確認ください。

Q29初回の医療相談では何を準備すればよいですか?

疾患名、主な症状、最近の検査結果、過去の治療、現在の服薬、アレルギー歴、最も相談したい内容をご準備ください。必要に応じて、画像、病理資料、その他の情報について医療チームが案内します。

Q30海外からでも相談できますか?

はい。まずウェブフォームから基本情報とお手元の資料をご提出ください。医療チームが追加検査の必要性や次の手配が可能かを判断します。渡航時期、通訳、滞在、費用は正式予約前に確認できます。

Q31東京セルグループへの連絡方法を教えてください。

公式サイトのお問い合わせフォーム、日本の電話番号(03-6688-9031)、またはメール(TokyoCellGroup@medicalsupport.co.jp)でご連絡いただけます。

Q32NK細胞治療と幹細胞治療は、同じ細胞を使うのですか?

いいえ。NK細胞は免疫細胞で、ご本人の末梢血から採取します。幹細胞(間葉系幹細胞、MSC)は脂肪などの組織から採取し、周囲の環境調整に関わる細胞です。

Q33糖尿病で幹細胞治療を受けた後も、薬を飲み続ける必要がありますか?

まずは現在の処方をそのまま続けていただきます。経過観察の際に血糖値やHbA1cの変化を確認し、減量の可否を判断します。治療前より薬が減る方もいます。調整は内分泌代謝科の医師が行いますので、ご自身の判断で中止しないでください。

Q34慢性疼痛のなかで、神経痛と関節痛はどう違うのですか?

痛みの出どころが異なります。関節痛は主に侵害受容性疼痛で、組織の損傷や炎症が痛覚神経を刺激して起こります(変形性膝関節症など)。神経痛は神経障害性疼痛で、神経そのものの損傷や圧迫が原因です(帯状疱疹後神経痛、坐骨神経痛など)。判断の根拠も対処の方向性も異なります。

Q35変形性膝関節症で、幹細胞治療とPRPは何が違うのですか?

材料が異なります。幹細胞はご本人の脂肪組織から採取した間葉系幹細胞を培養・増殖して用います。PRP(多血小板血漿)はご本人の血液から血小板を濃縮したものを用い、採血と遠心分離で調整できます。いずれも「再生医療等提供計画」に基づきますが、計画番号は別です(膝関節症:MSCはPB3250325、PRPはPB3240097)。